RURUの詩(うた)

流々純一の詩集

作る詩は、感傷的な詩が多いですね。

 

 

 夢とは何か、

 分からないまま求め続けた。

 多くのことが実現された。

 そして、

 他人にどんなに評価されても、

 他人にどんなに称賛されても、

 心は何も動かないことに気づいた。

 

 僕は夢の中をさまよった。

 たった一つの喪失による、

 たった一つの承認を求め、

 

 そして僕の夢は、

 他人に語ることのない、

 深い夜の闇になる。

 

 2015年2月11日作